【プレ・カンストゲーム】
思考停止の殻を破り、カンストゲーム・高次元情報学をより現実に活かしたい方へ。
高次元思考のベースを作る着眼例をお届けします。
初めての方はこちらの「プレ・カンストゲームとは」をご覧ください。
お役立ちコラムも併せて読まれると有用です。
おおよそのレベルは「お役立ちコラム < プレ・カンストゲーム」です。
人生のハンドルを取り戻し、現実化の精度を上げて行きましょう。
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子供の頃からことあるごとに受けさせられるテスト、試験。
イヤですねー・・という話はさておき(笑)
問題には択一が多いですよね。
なぜでしょうか?
一つは「採点が楽だから」ですが、これは言うまでもないでしょう。
もし他にも何かあるとしたら?
試験に択一問題が多い、最も大きな理由があるとしたら・・?
では、本日の問いです。
■ずっと択一を解いていると、解いている本人の考え方に、ある傾向が出て来ます。
自覚はありません。
それは何でしょうか?
■点数が良い人ほど、その傾向が強くなります。
そして、「優秀な人、賢い人」とされます。
それは、当人方のある能力を封じる方向に働きます。
それは何でしょうか?
今日はこのまま、答えを記しますね。
「この選択肢の中に答えがある。答えは、この中から選ぶものである」
と当然思います。
当たり前ですよね。
そうです、当たり前のこととして、そのように考えます。
それ以外の考えは、思いも及びません。
思い及ぶ必要もありません。
時間内にさくさく答えるためには、余計なこと、
不要なことを考えるのは無駄な行為です。
だから考える必要もありません。
択一問題をずっと解いていると、「これ以外に答えがある」、
という発想ができなくなっていきます。
与えられた選択肢の中からしか選べない、選ぶものである、
選択肢の外を考えるのは無駄という発想。
択一問題を繰り返していると、それが良いことである、と刷り込まれていきます。
それが出来る人が、「優秀」とされます。
与えられた選択肢以外を選ぶと?
当然ペケですよね。
点数がわるくなります。
点数がわるいとどうなるでしょう?
楽しくない体験が待っていることが多いものです。
だからそれはしません。
優秀とされる人ほど、選択肢の外を見る力・考える力が失われて行きます。
その発想ができなくなります。
自覚はありません。
優秀ではないとされる人は、点数がわるい状態です。
点数がわるいとどうなるでしょうか?
そのため、自分の選択に自信がもてなくなります。
優秀とされる人の意見に従うようになります。
自分なんかが考えるより、優秀な人はずっとすごいから、
それを信じていれば間違いないから、という発想です。
選挙もそうです。
与えられた選択肢の中から、まだましな方を・・、という選び方です。
提示された選択肢外の発想はありません。
出来ません。
その他の現実問題に置き換えても同様です。
与えられた選択肢の中から、まだましな方を、
仕方ないけれどこの中で考えないと・・という選び方。
書物の中、既存の中で良いものは何か。
新しいアイデアといっても、あくまでも既存知識の延長であり
枠外などもってのほか・・・
自然にそういう思考になって行きます。
では、ここで問いです。
■これらの発想・選択・行動は、誰にとって都合の良いものでしょうか?
誰が一番得をするでしょうか?
■そもそも、選択肢は誰が提示しているのでしょうか?
選択肢を作る範囲は、誰が決めているでしょうか?
対象は何でしょうか?
■選択肢外の発想・選択・行動に対し、無意識のうちにどのような思いを抱くようになるでしょうか?
結果、どうなるでしょうか?
■人の能力に本来差はあるのか、ないのか。どのように説明できるでしょうか?
【あなたはどれですか?】
A:疑問に思ったことはなかった
B:違和感はあったが、仕方ないものと思っていた
C:半分ほど答えられる
D:ほぼ答えられる
目の前にある当たり前のことでも、このように一つ一つ見て行くと、
意外に見落としていること、気付かないでいることがあるものです。
見落としたまま行くか。
それとも、その仕掛け・意味に気づくか。
あなたの現実はどのように変わってくるでしょうか?
本当は、提示された選択肢の外に、大きな世界が広がっています。
豊かで自由な世界が広がっています。
旧来知識とは、とてもとても狭い範囲の、偏った知識であることが分かって来ます。
正確な知識は力です。
そして、とても面白いものです。
楽しく自由で豊かな方向を望まれる方は、
人生のハンドルをご自身でしっかりと握って行きましょう。
あたたかな敬意と感謝を込めてお届け致します。
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