思考停止の殻を破り、現実を確実に変える高次元情報学の基礎知識を、身近な例を用いて簡潔にわかりやすくお届けします。
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昨日の「1「弱音を吐くなんて情けない、世の中にはもっと大変な人もいるのに・・」という発想 」続きです。
■これくらいで弱音を吐くなんて情けない、自分はダメだ
■世の中にはもっと大変な人もたくさんいるのに・・
この発想をされている方は、一言でいうと、
上手にミスリードされている状態です。
仕掛け人さん方にとって、とても都合よく仕上がっていらっしゃいます。
弱音を吐きたくなるというのは、今の状況がイヤだということですよね?
逃げたい、逃げたくなるほどの状況だということですよね?
でも、逃げてはいけない、と思っているからですよね?
好きなこと、楽しいことをしているときに、このような発想はありません。
好きなこと、楽しいことを仕事にしている人に、このような発想はありません。
上手くいかないな・・という時でも、
「これくらいで弱音を吐くなんて情けない、自分はダメだ」とか
「上手くいかないなんて自分はダメだ」
「もっと大変な人もいる、これくらいヘコたれていてはいけない」とは、
決して考えません。
では、どのような発想になるのでしょうか?
では、本日の問いです。
■「これくらいで弱音を吐くなんて情けない、自分はダメだ」
「世の中にはもっと大変な人もたくさんいるのに・・」
(この考え方を、以下A思考とします)
好きなこと、楽しいことをしているとき。
好きなこと、楽しいことを仕事にしている人に、A思考はありません。
では、上手くいかないな―という時、どのような発想(以下B思考)になるでしょうか?
■ちなみに、A思考の現実は、負のループとなります。それはなぜでしょうか?
■実際は負のループなのに、A思考は美しい考え方のように響きます。
例えば「世の中にはもっと大変な人もいるのに・・」というのは、心やさしい人・心美しい人はそうでなくては・・という響きを持ちます。そこに異論を唱える人の方が、ひどい人のように見えます。
それはなぜでしょうか?
【あなたはどれですか?】
A:まったくわからない。A思考をしていた・・
B:半分ほど答えられる
C:ほぼ答えられる
ちなみにB思考は、
「そのように考えなければいけないから、そう考える」ではありません。
自然にそう思います。
そうしたいから、そうしています。
自分が気持ち良いほう、心地良いほうを選んでいるだけです。
とても自然な流れです。
そこに、無理、苦しさ、我慢はありません。
高次元に、無理、苦しさ、我慢、つらさはありません。
発想が変わると、行動も変わります。
行動が変わると、当然、現実も変わります。
楽しく自由で豊かな現実を望まれる方は、
一見美しく見える罠や仕掛けに、からめとられないようにしましょう。
正確な知識は力です。
楽しく自由で豊かな現実を望まれる方は、
罠や仕掛けは軽やかに越え、
人生のハンドルをその手にしっかりと握って行きましょう。
あたたかな敬意と感謝を込めてお届け致します。