【プレ・カンストゲーム】
思考停止の殻を破り、カンストゲーム・高次元情報学をより楽しみたい方へ。
高次元思考のベースを作る着眼例をお届けします。
初めての方はこちらの「プレ・カンストゲームとは」をご覧ください。
お役立ちコラムも併せて読まれると、より有用です。
おおよそのレベルは「お役立ちコラム < プレ・カンストゲーム」です。
本物の知的ゲームを、ご一緒に楽しみましょう。
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【例題】
とある部署に、新人社員さんが複数人入って来ました。
ある事情により、現在仕事のやり方がわかる人はAさんだけです。
そのため、Aさんは上司から、全員の新人教育をするように言われました。
新人教育に時間をとられ、Aさんは自分の仕事もままなりません。
帰る時間もとても遅くなる日が続きました。
ある日上司が不思議そうに、「最近仕事が遅くなったけれどどうしたの?」とAさんに尋ねました。
Aさんは唖然としました。
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いかがでしょうか?
部下たちがお酒を飲みながら、上司について色々うさばらしをしていそうな例ですね。
現場では、大なり小なり、似たようなことは少なくないと思います。
通常こういうお話は、積極的に集めないと、あまり経営者さんの耳には入りません。
でも、こういった例は意外に多いです。
属性問わず、様々な場面で見られます。
しかも会社内に限りません。
問題の舞台・登場人物の属性など見た目は様々ですが、問題の根っこは同じです。
解決の要点も同じです。
本問が正確に解ければ、その他の類似例もするする解けます。
汎用性がかなり高い内容です。
仮にこの手の問題が耳に入ったとき、類似例に遭遇したとき、登場人物たちの状況を正確に把握し、的確に対応できるとステキですよね。
では、本日の問いです。
1、本件の問題はどこにあるでしょうか?
1-1.上司の問題としてはどこか?
1-2.それはなぜか?(上司の思考・内面の状態)
1-3.Aさんの問題としてはどこか?
1-4.それはなぜか?(Aさんの思考・内面の状態)
2、解決するためには具体的にどうすれば良いでしょうか?
2-1.その際に特に意識する必要がある、重要な2点は何でしょうか?
ヒントはそうですね・・・「一部ちょっとびっくりかも」でしょうか。
余裕があれば、さらにもう2問。
3、具体的にどのような類似例があるか?
4、良くある事例なのに問題が無くならず、同じパターンはもちろん、形を変えて様々な場面で見られるのはなぜでしょうか?
さて、高次元的正解や如何に?
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【あなたはどれですか?】
A:深く考えたことはなかった。良くあるし、大したことではないと思っていた
B:少しわかるかも?
C:半分ほど何となくわかるかも?
D:すべて正確に答えられる
困ったことではあるが、無い方が良いけれど、まぁ良くあるし大したことではない・・。
そう思える問題を適当に流さず、丁寧に確実にクリアしていくと、状況は加速度的に良くなります。
なぜ加速度的なのか?
もちろん理由があります。
問いをもう一つ・・(笑)
それはなぜでしょう?
知ること、考えることを、楽しみましょう。
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