【お役立ちコラム】
思考停止の殻を破り、現実を確実に変える高次元情報学の基礎知識を、身近な例を用いて簡潔にわかりやすくお届けします。
プレ・カンストゲームも併せて読まれると、より有用です。
おおよそのレベルは「お役立ちコラム < プレ・カンストゲーム」です。
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以前、「大きなエネルギーが必要なのは、どのタイミング?」の記事で
「新しいことを始める時、大きなエネルギーが必要なのは最初だけですよ。あとはけっこう楽ですよ」
と書きました。
それをお読みになり、「えー・・そうかな・・。だって、周りの経営者さんいつも大変そうだもん」
と思われた方も、少なくないと思います。
それも当然です。
旧来知識・3次元では、そのとおりだからです。
例えば貸借対照表などの財務諸表。
これを見て、問題点を探し、対処する。
良くある対応です。
当たり前とされています。
でもそれは、医療で言う対症療法にすぎません。
財務諸表は、結果を記録したものにすぎません。
川の最下流で、せっせとゴミ拾いをするようなものです。
もちろんそれを否定するものではありません。
しかしながら。
ゴミの発生源を絶たないと、ゴミは延々と流れてきます。
一定目的のために、ゴミの発生源を敢えて絶たない・教えないというのが、
分野を問わず良くあるパターンの一つです。
財務諸表を問題解決の金科玉条のように考えていらっしゃる方は、
まんまと思う壺かもしれませんよ。
といっても、現場の専門家の方々等に悪気はないでしょう。
真摯に、良かれと、誠実に仕事をされている方が大半だと思います。
皆そういうものと思考停止されていますので、誰も疑問に思わないだけです。
医療現場と同じです。
ゴミの発生源はどこにあるでしょうか?
上流です。
上流にあるゴミ発生源を突き止め、原因を取り除かない限り、問題は無くなりません。
なくならないどころか、悪化します。
「原因を突き止める? 当たり前ですよー」と、多くの方は、今目の前の現実の中から原因を探します。
でも、それも違うのです。
今目の前の現実も、「結果」に過ぎません。
「原因があった!」と思っても、川の中流域くらいです。
上流ではありません。
本当の原因ではありません。
結果をいくらいじっても、問題は無くなりません。
一時的に問題が見えなくなった、解決したと思っても、原因はそのままです。
そのため、しばらくするとまた似たような問題が発生したり、
まったく別のところに別の問題として発生したります。
見た目・時期・場所等まったく違うと、当然、別の問題として対応します。
その繰り返しです。
しかも、徐々に悪化していきます。
ずっとモグラ叩きゲームをしている状態です。
そのため、常に緊張状態をしいられます。
問題が起こらないように気を付けないと・・チェック体制を怠らないようにしないと・・・。
そのため、冒頭に書いたように「えー・・だって、周りの経営者さんけっこういつも大変そうだもん」
ということになるわけです。
そのようにもって行かれています。
まんまと上手にしてやられています。
もぐら叩きも面白いゲームですが、もういいかげんうんざりだ。
何かおかしくない?
絶対変だよね・・・と思い始めた方は、もうそろそろ今のゲームソフトは卒業したいと、
あなたのハートがあなたに教えてくれています。
では、本当の原因はどこにあるのでしょうか?
ここの読者さんは、もうお分かりだと思います。
これからもモグラ叩きゲームを楽しむか。
それとも、楽しく自由で豊かな現実を楽に創造するゲームを楽しむか。
あなたはいつでも、選ぶことができます。
選べることを知りましょう。
人生に選択肢を増やし、自分の力で、より楽しい現実を選び取って行きましょう。
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