【プレ・カンストゲーム】
思考停止の殻を破り、カンストゲーム・高次元情報学をより楽しみたい方へ。
高次元思考のベースを作る着眼例をお届けします。
初めての方はこちらの「プレ・カンストゲームとは」をご覧ください。
お役立ちコラムも併せて読まれると、より有用です。
おおよそのレベルは「お役立ちコラム < プレ・カンストゲーム」です。
本物の知的ゲームを、ご一緒に楽しみましょう。
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顧客ニーズの話題を、今日は別の切り口で見てみましょう。
例えばこのようなお話。
・好みが多様化している
・以前よりニーズが掴みにくくなっている
・社会が成熟しているため
良く言われます。
この言葉に
a:うなずく
b:違和感を抱く
あなたはどちらですか?
世代によっては、問いの意味がわかりにくいかと思います。
上記は、「以前はニーズが掴みやすかった、そういう世の中だった」という認識が、
一般的にあります。
そして、現在に対し、「困ったな・・以前と違いやりにくい・・」という印象を
お持ちの方もいらっしゃるでしょう。
この前提となっている認識自体に、違和感を抱いたことはあるでしょうか?
つまり、「以前がおかしかったのではないか」
という発想をしたことはあるでしょうか?
これが今日の本題です。
では問いです。
■「以前がおかしかったのではないか? なぜなら・・・」の、続きを説明するとどうなるでしょうか?
<ヒント>
・そもそも、人の好みっていろいろだよね・・
・みんなが同じものを好きなわけではないよね・・
・バラバラなのが本来じゃない?
・なのに、みんなが同じものを欲しがるって、どういうこと?
・しかも我先にと欲しがる、新しい物を次々欲しがるって、どういうこと?
・それって普通の状態?
・普通じゃないとしたらどういうこと?
・内面はどういう状態?
・取り巻く環境はどのように説明できる?
これは、初級者の方は少し難しいと思います。
中級者以上の方も、知識量により、答えが変わってくるでしょう。
まったくわからない、考えたこともないという方も、いらっしゃると思います。
大丈夫です。
今まで考えたこともないことを、考える。
今までまったく意識していなかったところに、意識を向ける。
まったく疑問に思っていなかったところへ、健全な疑いを向ける。
それが大切です。
それが、あなたの本来の力を引き出すカギの一つです。
【あなたはどれですか?】
A:一般的な説に疑問を持たず、うなずいてた・・・
B:自分もほぼA。ただ、「社会の成熟」には少し違和感を持っていた。言わんとするところは分かるが、いろいろ問題は多いし、何をもって成熟と言うのかなと
C:何となく答えられるかも
D:ほぼ答えられる。視点をどこに持って行くかにより様々な説明ができる。それは本件に限らないこともわかる
わからない、無理、で終わるのではなく。
頭の中に取り敢えずメモしておくだけでも違います。
ふとした情報に触れたとき、ふとした体験をとおして、
そういえば、あの問いって、これにもつながっている?
あの問いのヒントになるかも?
そんな風に、あなたの中に新しい着眼点が増えていきます。
当たり前の前提に疑問を抱くと、今現在の捉え方も変わってきます。
着眼点・捉え方が変わると、思考や発想が変わってきます。
思考や発想が変わると、当然、自然に、行動も変わります。
それが物事の本質と合致する方向、
あなたの人生テーマにそった方向であるとしたら?
さぁ、そうなると、徐々にあなたの現実はどのように変わっていくでしょうか?
楽しみですね。
正確な知識は力です。
知らないと今のまま。
知った人から視野が広がり、
行動した人から現実が変わります。
楽しく自由で豊かな毎日を望まれる方は、
人生のハンドルを、ご自身の手でしっかりと握ってくださいね。
そして、運転をより楽に楽しくするための叡智を、
皆さんとご一緒に活用して行きましょう。
人生楽しんだもの勝ちですよ(笑)
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