【プレ・カンストゲーム】
思考停止の殻を破り、カンストゲーム・高次元情報学をより現実に活かしたい方へ。
高次元思考のベースを作る着眼例をお届けします。
初めての方はこちらの「プレ・カンストゲームとは」をご覧ください。
お役立ちコラムも併せて読まれると有用です。
おおよそのレベルは「お役立ちコラム < プレ・カンストゲーム」です。
人生のハンドルを取り戻し、現実化の精度を上げて行きましょう。
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「欧米など海外の専門家の間では良く知られていますが、
日本ではまだあまり知られていません。
しかし(有名な)〇〇大学病院などでは既に・・」
例えばこのように言われると、こう考えがちではありませんか?
「知らなかった。今知ることができてよかった。
やはり最前線・最新情報にはアンテナを張っておかないとな・・」とか。
この思考を、もう少し詳しく見てみましょう。
無意識ながら、肯定から入っていませんか?
評判等しばらく様子見・・ということはあっても、
まず疑う、ということはあまりないと思います。
「すでに海外で評価されたり法定化されていても、まず疑う?
何て猜疑心の強い人だ」という感じですが(笑)
すべてを疑え、すべてに噛みつけ、というわけではなく、
(むしろ噛みついてはダメですよ(笑))
「まず内容をしっかり精査しましょう」です。
例えば、先日の記事「フィクションから透けて見える仕掛け」で
少し触れました医療マンガの中にある別のお話がわかりやすいので、
そちらで説明を続けますね。
<お話の一部を要約>
・乳がんにかかり、片方の乳房を全摘した女性
・その後、毎年マンモグラフィ検査を受ける
・先日のマンモ検査でも異常なし
・ほっとしたのもつかの間、残された乳房に「隠されたがん」が潜んでいる可能性があると、担当外の医師から指摘を受け、大ショック
・デンスブレスト(高濃度乳腺)の人はマンモ検査ではがんは見つけられない
・デンスブレストは日本では知らない人が多いだけでなく、米国と異なり、本人に伝えることは義務ではない
・それを聞いて、「医者が言ってくれないと私たちでは知りようがない。なぜそんな大事なことを言ってくれないのか!」と
・知識があったため、たまたま機会があり伝えた担当外の医師は、謝るしかできない
・女性は感情的になったことを謝罪し、ショックのまま茫然と立ち去る
・医師は自身の無力さを歯がゆく思う
以前の全摘手術のショック、乳房が崩れ落ちる絵柄、妻のもとから去る夫・・。
悪夢が何度も脳裏をよぎる・・。
ショックと怒りで顔をゆがめる女性、涙を流す医師・・。
事の重大さ、つらさなどが伝わるお話・・・、なのだと思います。
そして知識面で、人によっては下記のように受け取られることでしょう。
<読者が受ける印象(推測)>
1、マンモグラフィでは見つけられない乳がんもあるんだ、それがデンスブレスト(高濃度乳腺)の人であると
2、マンモと超音波、やはり両方必要だな
3、マンモ検査の普及率が上がっている割に、乳がんによる死亡者数は劇的に減少してはいないんだ
4、グラフを見るとむしろ年々死亡者微増? なんだこれは? それだけ乳がん患者が増えているということか・・タイヘンなことだ
5、遺伝子検査でがん家系かどうかもわかるんだ、血縁にがんが多い場合は確認した方が良さそう
6、そもそもデンスブレストって何だろう
えーと、米国のある一人の女性、デンスブレストで乳がんの発見が遅れ「自分のようなつらい思いをする女性を減らしたい」と活動を始め、国もそれに応え、迅速に法整備もなされたと。
米国すばらしいな、対して日本は・・やれやれ
7、デンスブレストは米国よりアジアの方が多いんだ。日本人だと半数以上、場合によっては8割近くが該当! これは知っておかないと
8、デンスブレストは医療関係者でも知らない人が多く、一般にはほとんど知られていないのか。ますます知識の大切さを感じる
例えばこのような感じでしょうか。
で、大事なのは、ここからです。
ここで、どれだけ冷静に、健全な疑問をいだけるか、です。
では、本日の問いです。
■冒頭のような言葉に、無意識ながら肯定から入りやすいのは、なぜでしょうか?
■読者が受ける印象(推測)1~8。問題ある項目はいくつあるでしょうか?
■1~8の是非は、それぞれどのように説明できるでしょうか?
■国が費用を負担する対策型検診のおかげで、受診者増。相当な費用が掛かっていますが、親切心からのものでしょうか? 一般的な説明は本当でしょうか?
(ちなみにこれらも、高次元知識が増えてくれば、ご自身で解けるようになります。)
【あなたはどれですか?】
A:そのまま信じていた
B:疑問に思いながらも、判断できずにいた
C:半分ほど答えられる
D:ほぼ答えられる
乳がんは女性のがんの中で、部位別で最も罹患率が高いとされています。
(死亡率は1位ではありません)
早いと20代で患者とされ、場合によっては体を傷つける処置が必要とされています。
女性にとってその苦痛は、相当なものだと思います。
罹患が早いほど、再発の恐怖、体の一部を失った心の痛みは、
強く・深く・長く続く可能性があります。
命は助かっても、単純に良かったとは言えないように思います。
もしこのすべてが、仕掛けにからめとられている状態だとしたら・・?
おまけの問いを一つ。
逆の立場で考えてみましょう。
■がん関連(医療・保険等)でより多くの利益を上げたい場合、どうするのが一番良いでしょうか?
仕掛け人さん方はとても上手いです。
一般庶民を思いどおりに動かすことなど、造作もありません。
でも、そろそろ状況に耐えかねてきた方、
何かおかしい、何かヘンだと気づき始めた方は、
人生のハンドルを、その手に取り戻しましょう。
正確な知識は力です。
楽しく自由で豊かな現実を望まれる方は、
仕掛けや罠を軽やかに越えて行きましょう。
あなたとあなたの周りの方々の大切な体を、守ってあげてくださいね。
あたたかな敬意と感謝を込めてお届け致します。
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