【プレ・カンストゲーム】
思考停止の殻を破り、カンストゲーム・高次元情報学をより現実に活かしたい方へ。
高次元思考のベースを作る着眼例をお届けします。
初めての方はこちらの「プレ・カンストゲームとは」をご覧ください。
お役立ちコラムも併せて読まれると有用です。
おおよそのレベルは「お役立ちコラム < プレ・カンストゲーム」です。
人生のハンドルを取り戻し、現実化の精度を上げて行きましょう。
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「木を見て森を見ず」
よく使われる言葉です。
「うん、わかる。全体を見ないといけないよね」と、
多くの方がうなずかれると思います。
例えば植物。
トマトを大切に育てているとき、一つの実に異常が見つかったとします。
その実一つだけに薬を塗る、又は、切り取って終わり、ではダメですよね。
一つに異常が出た場合、苗全体を見ると思います。
そして、土の状態は? 肥料は? 水は? 温度は適切か?
苗だけでなく、さらに大きな視点=それを取り巻く環境を含めた全体を見るはずです。
誰もがうなずかれるでしょう。
あなたが大切に育てていたトマトに上記の異常が見られた場合、
A:実には詳しいが、苗全体を見ることはできない人
B:苗全体、環境全体を見て、異常が出た原因を特定できる人
どちらに見てもらいたいと思うでしょうか?
おそらくBだと思います。
ところが。
これが人体のこととなると、一転します。
逆になります。
A:特定臓器等に詳しい「◎◎専門医」
B:体全体を見ることができる医師
前者A専門医のほうが、「すごい」「偉い人」「より安心」と感じませんか?
面白いことに、医師の間でもその傾向があるそうです。
ここに、疑問をいだけるか? です。
おそらくかなり難しいと思います。
一般の方ですと、何が問題なのかまったくわからない方が、
大半だと思います。
では、本日の問いです。
■「木を見て森を見ず」の問題点はわかる。
植物についての説明もわかる。
しかし体のことになると、その教訓が生かせないのはなぜか?
■そのことに、まったく疑問を抱かない、抱けないのはなぜか?
■それによる問題は、例えばどのような形で出てくるでしょうか?
■専門分化が著しくなっていますが、たまたまなのでしょうか? それとも・・?
■もし意図的に専門分化が推されているとしたら、それはなぜでしょうか?
■それにより一番得をするのは誰でしょうか?
■植物における「実だけ、苗全体だけでなく、苗を取り巻く環境すべてを把握し、問題の原因を押さえる」という考え方を人体に当てはめた場合、それはどのように説明できるでしょうか?
【あなたはどれですか?】
A:質問の意味がわからない、何も問題はないように思う
B:言われてみれば確かに・・。でも、言われるまで気付かなかった
C:半分ほど答えられる
D:ほぼ答えられる
医師の方の中にも、この「全体を診ることの大切さ」を説いている方は何人もいらっしゃいますが、まだまだ少数派です。
著名な方も複数いらっしゃいますので、ご存じの方も少なくないでしょう。
そして、「全体」と言った時に、どこを指すか。
どこに視点を置いていらっしゃるか。
ご自身はどこにいて、どの立ち位置から何を見ていらっしゃるか。
これがまた、人によりさまざまだったりします。
全体を診る=東洋医学、という方は、上記植物の例でいうと、
「苗全体」(もしくは若干の周辺含む)をご覧になっている状態です。
それよりさらに外側の視点とは、どのようなものでしょうか?
もっと外側は?
さらにその外側は・・?
その視点をお持ちの方、その立ち位置の方は、
非常に少ないと思います。
そしてもう一つ。
専門分化の善悪が議論されることがありますが、
そこでからめとられないことです。
その領域は軽やかに越えてください。
もっと大切なことがあります。
高次元視点を身に付けたいと思われている方々は、
より広く、より大きく、より俯瞰で見ることを
意識されてみてください。
そのための知識を増やしてください。
(高次元知識を実践されているうちに、自然にわかるようになります。)
「木を見て森を見ず」という教訓・その知識を、
単なる言葉のみの理解で終わらせるか。
それとも、あなたの現実に活かし、叡智に変えられるかどうか。
その違いは、あなたの体、健康状態に、今後どのように現れてくるでしょうか?
今のまま漫然と進むか。
それとも、ハンドルをしっかりと握って行くか。
漫然と進むと、その先はどこに向かうでしょうか?
年を重ねると病気になるもの、体にガタがくるもの、認知症もこわいな・・。
そんな風に思っていませんか?
もし、そうではない未来も選べるとしたら?
あなたの現実の選択権は、
常にあなたにあることを、
どうぞ忘れないでくださいね。
正確な知識は力です。
楽しく自由で豊かな現実を望まれる方は、
罠や仕掛けにからめとられることなく、
人生のハンドルをその手にしっかりと握って行きましょう。
あたたかな敬意と感謝を込めてお届け致します。
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