【プレ・カンストゲーム】
思考停止の殻を破り、カンストゲーム・高次元情報学をより現実に活かしたい方へ。
高次元思考のベースを作る着眼例をお届けします。
初めての方はこちらの「プレ・カンストゲームとは」をご覧ください。
お役立ちコラムも併せて読まれると有用です。
おおよそのレベルは「お役立ちコラム < プレ・カンストゲーム」です。
人生のハンドルを取り戻し、現実化の精度を上げて行きましょう。
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「医療保険、高額医療機器」
皆保険は良いものだと言われるが、年間国民医療費が40兆を超え、
毎年1兆円以上ずつ増えていると聞くと、どうかと思う
異常さを感じる
皆保険といっても、対象とならないものもある
例えば内視鏡手術とか
開腹等より体に負担が少なくて良いと思うが、
すべてではないにしろなぜ対象外なのか?
そう思っていたら、今年の4月から、
医療ロボット「ダ・ヴィンチ」を使用した場合は、複数のがんを中心に保険対象になったとか
「ダ・ヴィンチ」のメーカーや価格等を考えると、何かあるのではと思ってしまう
考えすぎか?
本当のところはどうなのか?
高額医療機器は、どのように考え判断すればよいのか?
気を付けるべき点等あればお願いします
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一般的にはご存じない方が多いかもしれませんが、
本件をご存じの方は、疑問に思っていた方は少なくないと思います。
医療ロボット「ダ・ヴィンチ」は米国製で、価格は軽く億を越えます。
最新型:3億5,000万円
年間維持費:2,000~3,000万円、
1回の手術当たりの消耗品代は数十万円、とか。
この高額医療機器は、今年の4月から放送されているある医療ドラマにも出て来たようです。
あらすじをざっと拝見しただけですの印象ですが、
同機器の問題点を取り上げるような内容ではなく、その逆のようです。
保険適用条件となるのと同じ時期に、
同機器を印象付けるドラマ放映とは、
すごい偶然ですね。
本当に偶然なのでしょうか。
では、本日の問いです。
■「高額医療機器は高いが性能は良い、できればあった方が良い」
という考えは、けっこうあると思います。
この考えが当然のように出て来ること、当然そのように思えるのはなぜでしょうか?
それはどのように説明できるでしょうか?
■技術の進歩は確かにあります。
機器の性能も上がります。
メリットとデメリット、それぞれどのように説明できるでしょうか?
■メリットがある場合、活かすなら、何が大切となるでしょうか?
■高額医療機器すべてを否定するものではありませんが、判断は重要です。
そもそもその機器が本当に必要かどうか、どこで判断すれば良いでしょうか?
■医療ビジネスで食い物にされているのは患者さん・・というイメージが強いですが、患者さんだけでしょうか?
■日本では、手術をする外科医は目立つイメージがあります。
一般の方は特に、かっこいい・すごいというイメージがあるかもしれません。これはどこから来るのでしょうか?
そこに何か理由・意図はあるでしょうか?
■そもそもその手術自体、実は要らない・・ということは、あるでしょうか?
■もしあるとしたら、例えばどのような例があげられるでしょうか?
それはなぜでしょうか?
どうすれば良いのでしょうか?
【あなたはどれですか?】
A:考えたこともなかった
B:気になってはいたが、具体的にどのように考え判断すれば良いのかわからなかった
C:半分ほど答えられる
D:ほぼ答えられる
高額医療機器の導入・利用の判断。
金額はさておき、メーカーや権威の説明に素直にうなずきがちではありませんか?
ある意味仕方ないことではありますが、一体なぜでしょうか?
患者さん側も、高額医療設備が整っている方が良い病院、
というイメージがあるかもしれません。
特定機器の有無を調べてから受診される方も、いらっしゃることでしょう。
すべてを否定するものではありませんが、
本当は要らないものを要ると信じていたり、
効果が大してないものをあると思っていたり、
気づいていないだけで、けっこうあるものです。
価格が価格ですので、それぞれの現場において本当に必要なものだけを、
確実に選び、上手に使っていけると良いですよね。
不要と判断した場合はその明確な理由を説明できると、
さまざまな方面に対しプラスの効果があることでしょう。
患者さん側も、情報に振り回されることなく、
ご自身に本当に必要なものだけを、上手に選べると良いですね。
そういえば、昔ある医療機器メーカーの社長がおっしゃっていたこと・・。(当方とは仕事上一切関係はありません。)
「自分で治されては困ります。病人は増え続けてくれないと困ります。」
善悪ではなく、3次元はそういう世界ということです。
正確な知識は力です。
楽しく自由で豊かな現実を望まれる方は、
罠や仕掛けにからめとられることなく、
人生のハンドルをその手にしっかりと握って行きましょう。
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