【お役立ちコラム】
思考停止の殻を破る高次元情報学の基礎知識を、身近な例を用い、Q&A形式で簡潔にわかりやすくお届けします。
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【質問】
ホワイト企業で有名な未来工業という会社が
「仕事の改善案を出したら500円。良い案なら最大3万円」ということをしていらっしゃいます。
惹かれる方法ではありますが、人参をぶら下げるようなやり方とも言えます。
その方法も有りとも言えるし、愛から離れていると言えないこともありません。
どのように考えるのがベストでしょうか?
【答え】
未来工業に関しては、お金をぶらさげるのではなく、
ご褒美に使っているのがたまたまお金だったというだけです。
実質は、良い意味でのゲームです。
この会社の場合は、ゲームにおける楽しいコイン集めのような感じです。
変な真面目さは全くない会社です。
ゲームの楽しさ、コイン集めのようなゲームの楽しさです。
それを皆が楽しんでいます。
皆がその遊びにのっています。
この会社のエネルギー(波動)は軽いです。
(未来工業さんの方針は有名ですね。当方においては全てを肯定するものではありませんが、社員の方々が本当に仕事を楽しんでいらっしゃる非常に珍しい会社であり、素晴らしいと思います。ここだけでなく、他にもあります。)
ただし。
ただし、ですよ。
ここが多くの経営者の方が間違いやすいところなのですが・・・。
その企業がうまくいっているからといって、そのやり方を、その方法を、そのまま取り入れてもダメです。
うまくはいきません。
真似をして、「あれ? ・・うまくいかない・・」となる方がほとんどです。
または、社長だけ悦に入り、部下から「やれやれ・・・」というため息パターンになりやすいです。
うまく行かない理由がわからないため、
「あの社長だからできたんだ。普通は無理だよ・・」とか、
「部下がついて来ない」 「社員のやる気がないからダメなんだ・・」といった結論となり、
社長仲間同士でグチを言い合い終わりとなります。
真似を否定しているわけではありません。
アンテナを張り、良いものを取り入れようとされることは素晴らしいことです。
形・真似から入ってうまくいく人といかない人のちがいは何か?
それはなぜか?
うまくいかなかった時に、しっかりと考えることが大切です。
・・・ということも当然皆さんわかっていらっしゃいますが、その考えるときのレベル・内容が重要です。
旧来の方向で行かれる方を否定するものではありません。
ただ、今までのやり方、現状は何かちがう・・何かおかしい・・。
もっと楽しく、もっと自由に、もっと皆で豊かになれる方法があるのではないかと気付き始めた方は、旧来のパターンはもう卒業しましょう。
思考停止していた狭い井戸を脱し、次のステージへ進みましょう。
理由は何か?
なぜそうなるのか?
何がちがうのか?
具体的には・・・ ? さて何でしょうか?
旧来の知識はひとまず横へ置き。
ぜひクイズ感覚で、楽しみながら考えてみてくださいね。
目の前の問題は結果です。
不本意な結果には必ず理由があります。
良い結果にも、もちろん理由があります。
「悪い結果に理由はあるが、良い結果は運」というのは間違いです。
知ることを楽しみ、現実に活かしていきましょう。
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